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ダイナス製靴の靴作り
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菊地武男靴工房
「日本人の足に合う靴のことなら、俺たちが一番よく知ってる。」という日本の靴職人としての自負と誇りがあります。誰にも真似のできない“人にやさしい靴”はここから生まれます。
菊地武男靴工房
私たちは40年以上もの間、足の骨の構造や関節、靱帯・神経・筋肉・血管など日本人の足を徹底的に研究し、日本人の足に合った“痛くない靴作り”を行ってきました。私たちが目指す「東京発・東京製の世界一“人にやさしい靴”」は、熟練の職人が培ってきた技術と経験とこだわりを持って作ることで初めて形にすることができるのです。
菊地武男靴工房
靴の製造工程
1. 木型作成
木型作成 靴の形、履き心地を左右する木型(靴型)の作成。木やすりやサンドペーパーを使い慎重に削ってはパテを盛り、また削る。
2. 型紙作成
型紙作成 デザイン画を元に靴の設計図ともいえる型紙を作る。木型にラインを描きその立体のものを平面に展開していく。 型紙作成 型紙には少しの誤差も許されない正確さが必要となる。
3. 抜き型作成
抜き型作成 生産のために型紙を、長さ・幅など各部を一定の比率で拡大、縮小してサイズ別に展開する。 抜き型作成 これに製甲(革のパーツを組み立てる作業)の際に必要な代をつけて鋼材でできた抜き型(刃型)を作る。
4. 革裁断
革裁断 「クリッカー」という機械で抜き型をプレスして革を打ち抜く。このときに革の傷や色むらなど細かくチェックしていく。
5. 漉き
漉き 革を張り合わせたり、折り返したりした部分の厚みを均一にするために裁断した革の縁を斜めに薄く削ぐ。革の厚みによって機械の加減を調整しなければならない。
6. 製甲
製甲 パーツに分かれている革を組み立てていく。まず表革と裏革のパーツをそれぞれ折り、芯材をつけ、縫製し合わせていく。ミシンの針、ピッチ、糸の太さを変える事でアッパーの表情ががらりと変わる。
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7. 底付け
底付け【下準備 1】 【下準備 1】
アッパーに先芯(爪先部の芯材)や月型(踵部の芯材)を入れる。靴の保形と足を保護する役割がある。
底付け【下準備 2】 【下準備 2】
靴型に中底(靴の背骨とも言える重要な部品)を仮付けする。
底付け【下準備 3】 【下準備 3】
機械を使って踵部を成形する。
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底付け【釣り込み 1】 【釣り込み 1】
アッパーを靴型に被せ密着させる作業。まず「トウラスター(爪先部をまとめる機械)」で爪先を釣り込む。
底付け【釣り込み 2】 【釣り込み 2】
「わに」という道具で革を引きながらサイドを釣り込んでいく。ここである程度靴の形が出来上がる。
底付け【釣り込み 3】 【釣り込み 3】
「ヒールシートラスター(踵部をまとめる機械)」で踵部を釣り込む。
底付け【釣り込み 4】 【釣り込み 4】
「パウンディングマシーン」という機械で踵のエッジを出す。これによってヒールの接合部が綺麗に見える。
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底付け【本底はり 1】 【本底はり 1】
本底(地面と接している底)の付く部分の革を付きやすくするためにバフ(表面を削る)をする。
底付け【本底はり 2】 【本底はり 2】
本底と釣り込んだものの両方に強力な接着材を塗りはる。
底付け【本底はり 3】 【本底はり 3】
ヒールを仮付けする。
底付け【本底はり 4】 【本底はり 4】
ヒール打ち機で内側から釘を打ち込みヒールを固定する。
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8. 仕上げ
仕上げ【1】 【1】
木型を抜く。
仕上げ【2】 【2】
中敷をはる。このとき踵部などにクッション材を間に入れる。
仕上げ【3】 【3】
伸び止め(靴を釣り込むときに一定以上履き口などがが伸びないようにするためのテープ)を切る。
仕上げ【4】 【4】
熱風をあて、皺(しわ)などをとる。
仕上げ【5】 【5】
クリームを塗り、空拭きを丁寧にする。
仕上げ【6】 【6】
最終の検品をして箱入れ。これでようやく完成!
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