サイズのほかに表示してあるDやEEというのはなんですか？

足囲の表示です。足の親指の付け根と小指の付け根を取り巻く長さで、AからB、C、D、E、EE、EEE、EEEE、Fと順に足囲のサイズが大きくなります。 ダイナス製靴ではJIS規格に基づいてサイズ表示をしています。

外反母趾というのはよく聞きますが他に靴に関係する足の病気はありますか？

ハンマートゥや陥入爪（かんにゅうそう）といわれるものなどがあります。 ハンマートゥは足指が曲がり下を向いてしまいます。それが金槌の形に似ていることからその名が付けられています。靴の捨て寸（先部の余裕）、幅が不足している場合や逆に大きすぎて靴の中で足が動いてしまう場合などに起こりやすくなります。 陥入爪は爪が指に食い込み炎症や化膿を生じさせます。動きが激しく不衛生なスポーツシューズ（サッカー、野球）で起こりやすくなります。

靴クリームはどういったものがよいのですか？

	シープはデリケートな革です。アニリン系の靴クリームをお勧めいたします。 目立つ部分にいきなり塗らずに、内側の踵のほうで試してみてからご使用ください。
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同じサイズ表示の靴でも合うものと合わないものがあります。

靴の場合、靴の木型やデザイン、メーカーによって同じサイズ表示なのに履いた時の大きさが違うということがあります。表示は目安ぐらいに考えて実際に履いてみて選ばれたほうが良いと思います。

靴箱にしまっておいた靴の底がボロボロになったのですが…。

その靴の底はウレタン底だと思われます。ウレタン底は軽量でクッション性に優れ、 耐摩耗性、耐油性等に優れていますが、使用頻度とは関係なく経過年数による加水分解からの劣化が進みやすくそれが原因で底割れが生じたと思います。特に高温多湿の条件下で保管された場合には著しく劣化速度が早くなり、製造後数年で底が割れる場合もあります。なるべく頻繁に履くようにされたほうがよいと思います。

革靴は伸びることを考えて小さめのものを買うほうがいいのでしょうか？

革がある程度伸びるのは仕方のないことでもあり、また大切なことでもあります。 しかし靴を選ぶとき最初から小さめの靴を選ぶのではなく足の膨張している時間帯に選ばれるとベターです。大きくなったり小さくなったりする足に革が馴染んでくれます。

撥水加工の表示のある靴の特徴は？

撥水加工をされた靴は、普通の革よりも汚れにくくお手入れが簡単です。予期せぬ雨、少しの水たまりぐらいなら対応しますが、長時間水にさらされるとミシン目や底の接着部、もしくは革からも染み込んでくることがあります。 雨靴として考えるのではなく、お手入れがしやすい靴という捉え方のほうがよいと思います。

Pido-cur® ってどういうブランドなの？

ダイナス製靴のセカンドブランドです。「菊地の靴®」、「菊地武男の靴」よりもお求めやすい価格で、よりカジュアルな商品になっています。 Pido-curとは「足を癒す」という意味です。コンセプトは「菊地の靴®」、「菊地武男の靴」と同様に、足に優しい靴をお客様にご提供いたします。

いろんな素材のお手入れの仕方を教えてください。

ツヤ革の場合、ブラシでほこりを払い、それで落ちない汚れや、前に塗ったクリームの膜をクリーナーで取り除きます。そしてクリームを塗り栄養分や油分を補給しツヤを出します。この時あまり塗りすぎず、少量を伸ばすように塗っていくことがコツです。最後に保護スプレーをかけるとシミや汚れを防いでくれます。 起毛革の場合、ブラシで寝てしまった毛を起こし、毛と毛の間のホコリを取ります。色あせて古ぼけたなと思ったら、靴の色に合わせた捕色効果のあるスプレーなどで補修します。そして、保護スプレーをかけます。 エナメル革の場合、基本的にはカラ拭きだけでOKです。月に１度くらいエナメル専用のクリームを塗って柔軟性と光沢を保たせます。

昔履いていた靴が履けなくなったのですが…。

年齢と体重に関係しています。年をとるごとに足のアーチが下がり足長と足幅が広がり、体重が増えればもちろん足のほうも大きくなり、その結果足の形が変化しているということで合わなくなるということがいえます。